【S8最終295位/レート2013】鉢巻張り切りヒスイドレディア+対面構築【ポケモンSV】

しぇいどです。普段はYoutubeポケモンのゆっくり実況動画を投稿している者です。

シーズン8からランクマにヒスイ勢が解禁されたので、
ドレディア好きとしてはヒスイドレディア入りでも結果を残しておきたい」
と思い、無事レート2000を達成できたので構築記事を書いてみました。
最終日の対戦動画も投稿したので、そちらも合わせて是非ご覧ください!

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【構築経緯】
ヒスイドレディアの型といえば①「コータスと合わせた葉緑素晴れエース」か②「勝利の舞+張り切りで無双する積みエース」が考えられるが、①は火力・耐久が微妙に足りず、②は何度も張り切りの命中不安に悩むことになりメンタルが持たないと思ったため、別の型を考えることにした。

そこで思い付いたのが「拘り鉢巻+張り切りヒスイドレディア
鉢巻+張り切りの火力は凄まじく、当たりさえすればほとんどの相手を一撃で倒せるので、受けループに非常に強く出ることができる。
「一発当てさえすれば数的有利を取れる」と考えれば張り切りの命中不安もあまり気にならない。

そして前期の構築記事を読み漁った結果、ミミッキュ→テツノツツミ→カイリューの対面構築が今の環境でも幅広く戦えると感じたため、「ヒスイドレディア+対面構築」というパーティーを組むことにした。
最後にミミッキュが苦手な相手の対策として「コノヨザル」カイリューが苦手な相手の対策として「テツノカイナ」を採用してパーティーが完成。
まさか格闘タイプを3体も採用することになるとは。


【コンセプト】
・受けループは先発ヒスイドレディアで相手を一体倒し、数的有利を取る。
・それ以外の相手には対面構築を出す。
 1.ミミッキュ(orコノヨザル)で相手を倒すor削る
 2.テツノツツミで1番手が削ってくれた相手を倒しつつ、アンコールで後続の起点を作る
 3.積みエースのカイリュー(orテツノカイナ)で残った相手を倒し切って勝つ


【個別詳細】※パーティーの並び順ではなく、説明しやすい順で紹介

性格:意地っ張り 実数値:145-172(252)-96(4)-*-95-157(252)
・火力重視で攻撃振り切り
・100族付近に先手を取れるに越したことはないので素早さ振り切り

受けループ対策。レジェンズアルセウスで張り切って探したオヤブン色違い。
鉢巻+張り切り+地面テラバーストで防御特化ドヒドイデをほぼ確定一発(99.3~118.4%)で倒すことができる。
(地面テラバーストは、普段は有効打の無いサーフゴーやラウドボーンに刺さるのも良い。)

この構築はカイリュー以外に毒びしが刺さっており、受けループは初手に必ず毒びし撒きのドヒドイデを出してくるため、初手にヒスイドレディアを出して地面テラバーストを撃つことで数的優位を取っていた。
受けループとは数える程しか当たらなかったので選出率は最下位だが、選出した時は狙い通りの活躍をしてくれたので良かった。

地面テラバーストと合わせて技範囲が非常に広く、ほとんどのポケモンの弱点を突けるのが魅力的。
でもヒスイドレディアは技範囲が広いのに原種ドレディアの技範囲が狭すぎるのはおかしい。

張り切りで外してもかわいいので問題無かった。

 

性格:陽気 実数値:131(4)-136(204)-110(76)-*-126(4)-158(220)
・化けの皮ダメージ+意地球ミミッキュの影撃ち+自身の球ダメージ耐え
・最速霊獣ランドロス抜き

先発要員その1。
化けの皮による行動保障が素晴らしく、アタッカー相手にはシャドークローやじゃれつく、耐久型相手には呪いで確実に削りを入れることができる。
1体倒した後に、相手の2体目に呪いを入れられると理想的。

持ち物は、最初はパオジアンの氷柱落としで怯まないように隠密マントを持たせていた。
でもゴツメサーフゴーをよく後出しされたので、シャドークロー2発で倒せるように命の球に変えた。

ラスタルは1度も切らなかったが、タイプ一致技の威力を伸ばせるゴーストにした。

 

性格:陽気 実数値:217(252)-136(4)-100-*-110-156(252)
・命がけのダメージをなるべく上げるためにHP振り切り
・なるべく先手で動きたいので最速

先発要員その2。
先発には基本ミミッキュを出すが、ミミッキュはとんぼ返りやボルトチェンジが苦手なので、霊獣ランドロスや水ロトム入りにはコノヨザルを出していた。
相手の先発が命懸けで倒せそうであれば迷わず命懸けを撃つ。カイリューマルスケを無視して一撃で倒せるのが偉すぎる。

特性は霊獣ランドロス対策の負けん気(威嚇で負けん気が発動する)。
霊獣ランドロスには素早さ種族値が負けているので、命懸けではなく憤怒の拳から入る。
拘りじゃなさそうなASランドロスと一度も当たらなかったので、先手で地震を撃たれた場合は拘りと断定して地震無効のカイリューに交代していた。

ラスタルは1度も切らなかったが、ゴースト技を無効化できるノーマルにした。

 

性格:臆病 実数値:131-*-134-176(252)-81(4)-206(252)
・火力重視で特攻振り切り
エナジーハバタクカミやテツノツツミに先手を取りたいので最速

2番手要員。先発のミミッキュやコノヨザルが倒れた後に出す。
ほぼ全ての相手に何かしらの仕事ができるめちゃつよポケモン
明らかに苦手なのはヒスイヌメルゴンくらい(チョッキ持ちのジバコイルやテツノカイナ辺りも苦手ではある)。

ブーストエナジーの素早さ上昇込みでほぼ必ず先手で動ける。
呪いを入れてからテツノツツミが先手で身代わりを貼る動きが強い。
ハイドロポンプは命中率が張り切りと同じで心臓に悪いので、「当てないと勝てない時」か「フリーズドライで削る意味が特に無い時」以外は撃たないように心がけていた。

ハバタクカミが来た時は、「先手で身代わり」→「相手のムーンフォースをアンコールしてテツノツツミが倒される」→「ムンフォしか撃てない間に、鋼テラスしたカイリューで竜舞の起点にする」という動きを何度もやっていた。

テラスタイプはゴースト。
ラスタルは基本3番手に切るが、カイリューの神速・パオジアンの聖なる剣・ウーラオスの格闘技などを透かしつつアンコールできればかなり有利な展開になるので、状況次第でテツノツツミもテラスタルさせていた。

 

性格:陽気 実数値:167(4)-186(252)-115-*-120-145(252)
・火力重視で攻撃振り切り
・1竜舞でエナジー無しハバタクカミやテツノツツミを抜くために最速

3番手に出すエース。マルチスケイルの行動保障が優秀すぎるめちゃつよポケモン
テツノツツミのアンコールからカイリューに繋ぎ、竜舞して無双を狙う。
ハバタクカミを竜舞の起点にしたいので鋼テラスタル型にした。
アイアンヘッド地震で幅広い相手と戦うことができる。

最初はゴツゴツメットではなく厚底ブーツ、羽休めではなく神速を採用していたが、マルスケが削られた状態かつ鋼テラスを切った状態でラス1ウーラオスと対面すると(アイヘで怯ませない限り)格闘技を撃たれて負けるので、「羽休めでマルスケを復活させつつゴツメダメージを入れる」という動きができるようにゴツメと羽休めに変更した。
羽休めは「相手がテラスタルするかどうかの様子見」にも使えて優秀だった。

積みエースとして火力が欲しいので攻撃には振り切りたいし、エナジー無しのハバタクカミに竜舞1回で先手を取りたいので最速も必須(アンコールを受けたエナジーハバタクカミが、カイリューの鋼テラスを見て交代してくることが多かったので)。
その結果AS鋼ゴツメカイリューというよくわからない型になった。

負けそうな試合はアイアンヘッドヒルミーベイベーして無理矢理勝ちを拾っていた。

 

性格:腕白 実数値:241(92)-161(4)-165(172)-*-114(204)-75(36)
・HP16n+1(食べ残しの回復効率が良い)
・ヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが耐える
・ミラー(50族)意識で素早さ多めに振り
・余りを特防振り

3番手に出すエースその2。
カイリューが苦手なヘイラッシャやアーマーガア入りに選出する。キョジオーン入りにもなるべく出したい。
低火力ポケモン相手に身代わりを残し、剣の舞を積んで無双を狙う。

耐久が思いの他高く、ドレパンが通る相手との撃ち合いに非常に強い。
霊獣ランドロスやドオー(貯水としか当たらなかった)相手に剣舞ドレパンでゴリ押しして勝った試合もあった。
ただし素早さが低すぎるためアンコール持ちは苦手。なのでカイリュー入りに選出しづらいのが難点。

テラスタイプは耐性が優秀かつ、パオジアンに氷柱落としを撃たれなくなる水。フェアリーでも良さそう。


【選出】
・基本選出
ミミッキュorコノヨザル + テツノツツミ + カイリューorテツノカイナ
ヒスイヌメルゴン入りにはテツノツツミが何もできないので、コノヨザル + ミミッキュ + @1という選出をすることもあった。

 

・VS受けループ
ヒスイドレディアミミッキュ + テツノツツミ
先発で必ず出て来るドヒドイデをヒスイドレディアの地面テラバーストで一撃で倒す。
後はミミッキュの呪いやテツノツツミのアンコールで相手の交代を促しつつ、再びヒスイドレディアを出して粉砕する。


【結果】
シーズン8 TNバイオレット 最終295位 最終レート2013


【感想】
対面構築は選出も立ち回りもわかりやすく、試合時間も短いのでスムーズに対戦することができました。
環境に受けループが少なく、ヒスイドレディアの選出率は低かったものの、ヒスイドレディアに明確な役割を与えられたので満足。
最終日にレート2000チャレンジで8回くらい負けてメンタルがズタボロになったりしましたが、何とかヒスイドレディア初解禁のシーズンでレート2000を達成できて良かったです!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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